大分県 佐伯市政策研究会 佐伯観光立市宣言
「佐伯市政策研究会 佐伯観光立市宣言」は、大分県佐伯市民による市民団体です。


佐伯市への質問や提言

興人ライフサイエンスの送水管、前副市長逮捕事件に対する対応、現在この2件について執行部への質問や、提言を行っています。

興人ライフサイエンスの送水管問題 - 唯一の抜本的解決策 -

約70年前に埋設された送水管問題ですが、住民が興人ライフサイエンスを相手取り裁判を行っています。佐伯市として考え対応が必要であり看過が許されない問題として、事故や災害、老朽化による破損、漏水が発生した場合に、企業も佐伯市も立ち入っての修理や対応を行える状況ではないという明白な事実を重篤に捉えての対応が必要です。

企業にとっては、工業への給水が停止したとしても修理が行えず、代替の給水確保策がないので操業停止に陥る可能性が高いと言えます。また何よりも送水管の破損、漏水に伴い発生する地盤沈下他の2次災害に対して対策が取れない可能性が高く、市民の生命と財産を守る防災の観点からも、対応策の計画策定とその実施が喫緊に必要です。

約7kmに及ぶ管路 黄色の線は迂回の為の新設管路ルート例(高橋案)

解決策としては、少なくとも事故発生時に立ち入っての修理が行えない地域の送水管の使用を停止する事を前提として迂回管路の新設が必要です。他に選択肢はありません。事なかれ主義ではいつ発生してもおかしくない、来るべき事態(不測の事態ではない)に備えることが行政の責務であり取るべき対応と言えます。

※画像をクリックすると詳細についてのPDFファイルが開きます。
佐伯市に対して、市民の安全確保と問題の解決策を模索する為に、佐伯市が興人ライフサイエンスより受領している書類について情報開示請求を行ったが、「非公開」でしたので、現在不服申し立ての審査請求を行い2024年8月に一部公開されました。

2015年の文章になりますが、送水管は寿命として後150年程は問題ないとした報告書の内容となっており、埋設から起算すると、何と200年余りの寿命があると論じており、その信ぴょう性に於いては著しく疑義を抱かざるを得ない内容であり、裁判の判決にも多大なる影響を与えており、遺憾に堪えません。

また、番匠川から実際に取水している水量については、国土交通省九州整備局に開示請求を行い、1日あたり約5万5千トン〜約6万トン程度の取水を行っている事は確認できました。取水できる上限は1日に9万6千トンの水利権を取得している状況です。

ちなみに、大分市の場合行政が河川より供給している取水量の上限は1日400トン(1社)であり、いかに膨大な取水権と実際の取水を行っているのか、参考になるかと思います。

佐伯市が工業用水事業者(保守管理の安全面確保も確立できる)として興人および取水量の上限に対しての余剰分は他への給水利用、企業誘致対策としての工業用水の供給体制整備事業として検討、計画策定を行う事を提言します。

前副市長逮捕事件 - 佐伯市に公平公正な選挙を -

事件の全容を市民が理解できる事が条件と捉えるならば、説明責任を果たしているとは言えません。職員も市民も次回の選挙の前に、どういった行為が違反行為となり、気を付けなればならないのかについて周知徹底できなければ、再発防止策として完全ではありません

市民に対する選挙についての啓蒙啓発活動を行うよう繰り返しの進言も行ってきましたが、未だ納得のいく動きが見られません。これまでに繰り返し質問や対応についての提言を行い今も意見書の提出を行っていますので、進捗他はまたご報告させて頂く予定です。

地方政治において、公平公平な選挙が行わる事は基本中の基本の大前提であり、民主主義の根幹を為す極めて重要な案件です。

Copy Right(C) 2023 佐伯市政策研究会 佐伯観光立市宣言. All Rights Reserved.